· 

楽天グループによる2023夏トレンド予測

楽天がグループ内の各サービスにおける購買データや調査結果から今夏のトレンドを予測した「楽天グループ2023夏トレンド予測」を発表。


楽天グループ 2023夏トレンド予測 概要


物販のトレンド

キーワード: Return to Normal 消費

外出や旅行、夏に向けたイベント関連商品などの“外向き”の需要が回復。「楽天市場」では、「折りたたみ傘」や「スーツケース」、「浴衣」など外出・旅行関連の商品が好調。

「推し活」関連商品も好調で、推しキャラをアピールするバッグ 「痛バッグ」が約6.7倍に推移しているほか、「楽天ブックス」においても「推し活」関連書籍の売上が約1.8倍に伸長。

 

キーワード: 物価高対抗消費

昨年末から続く物価高を受け、食品・日用品などのまとめ買い需要や、節電意識の高まりによる“冷感”関連商品の需要が拡大。楽天市場では、「まとめ買い」というキーワードを含む商品の流通額が約1.5倍、「冷感」が約1.4倍に伸長。

 

旅行のトレンド

キーワード: 分散型旅行

「楽天トラベル」における夏の宿泊予約は、2019年のコロナ前を上回るペース。

7月の連休(海の日を含む3日間)と8月のお盆期間(山の日を含む6日間)の予約は2019年比で約1.2倍なのに対して、7~8月のそれ以外の日程は2019年比約1.3倍(注6)と、連休期間を上回る予約が入っている。

旅行の行き先にも分散の傾向が見受けられ、2023年はより幅広いエリアで人出が増えることが予想される。分散の要因は、混雑を避ける生活様式が続いたことによる旅行スタイルの多様化や、ピークを避けることで比較的お得に旅行ができることなどとみられる。

キーワード: リトリート旅

離島や高級宿など、日常を離れてリラックスできる行先や宿泊先の人気が高い。

石垣島など離島を含むエリアが2019年比で約1.6倍と特に好調。宿のカテゴリ別では、高級宿の予約が2019年比で約1.6倍と大きく伸びている。

 

エンタメのトレンド

「Rakuten Music」における再生ユニークユーザー数などをもとに、注目アーティスト4組を選出

 

■10-FEET(テンフィート)

地元京都を拠点に活動するスリーピースロックバンド。大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌「第ゼロ感」は、2023年の上半期総合再生ランキング第10位。

7月には自身が主催する大型フェス「京都大作戦2023」へ出演

■NewJeans(ニュージーンズ)

2022年7月にデビューした韓国の5人組グループで、デビュー曲「Attention」と「Hype boy」で国内外のチャートを席巻。楽曲ごとの再生ユニークユーザー数は、デビュー曲と比較で、2作目「Ditto」は約10倍、「OMG」は約20倍まで伸長。

2023年7月21日に最新作2nd EP “Get Up”のリリースが決定し、 8月には国内屈指の大型音楽フェスティバルへ初出演予定

■EBiDAN(エビダン)

スターダストプロモーションに所属する若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団。今年8月に開催されるライブのステージ出演を賭けて行われた「EBiDANドリームマッチ」期間中、「Rakuten Music」で、対象楽曲が月間再生ランキングにおいて首位を獲得していた。

■LIL LEAGUE(リル リーグ)

平均年齢16歳、ダンス・ボーカル・ラップをこなす6人組男性グループ。LDHのオーディション「iCON Z 2022 ~ Dreams For Children ~」の最終審査でグランプリを獲得し、2023年1月にデビュー。