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【お茶漬けの日】プロモーション事例と企画のヒント/永谷園は、2023年に設立70周年

517日は永谷園が制定した「お茶漬けの日」です。


お茶漬けの日とは


永谷園の「お茶づけ海苔」が発売60周年を迎えた2012年に、永谷園が5月17日をお茶漬けの日として日本記念日協会に登録申請し、制定された。

日付は、江戸時代に煎茶の製法を発明し、京都にて“茶宗明神”として祀られている永谷宗七郎の命日が5月17日であることに由来している。


永谷園は2023年に設立70周年


「永谷園」の起源は江戸時代の山城国湯屋谷村で煎茶の製法を開発した永谷宗七郎(のちの永谷宗円)。製茶業や茶量の切り売りなどを経たのち、1953年4月、10代目にあたる永谷嘉男によって創業された。

2023年に70周年を迎え、特設サイトやキャンペーンを展開している。

 

創立70周年特設サイト

創立70 周年を記念して、永谷園ホールディングスホームページ内に特設サイトも開設。

永谷園の「味ひとすじ」の原点となった創業者の祖先である永谷宗七郎(宗円)による煎茶の製法開発、「お茶づけ海苔」、「松茸の味お吸いもの」など、これまで世の中になかった革命的商品の誕生に挑戦した歴史や、グループ会社オススメの商品などを紹介している。

創立70 周年特設サイト

 

「おかげさまで70周年」プレゼントキャンペーン

永谷園創立70周年を記念して、対象商品の購入で抽選5000名に、特別仕様のお茶づけの素「70周年限定感謝お茶づけセット」が当たるキャンペーンを実施。

70周年キャンペーンサイト

 

永谷園の看板商品である「お茶づけ海苔」

永谷園の「お茶づけ海苔」は、「おいしいお茶づけを、家庭で手軽に楽しめたら」という思いから、1952年に発売された。抹茶・塩・砂糖などの調味料、あられ、海苔だけでシンプルに作られてる。 

発売当初は「江戸風味 お茶づけ海苔」だったが、1956年の商標登録に伴い「永谷園の お茶づけ海苔」に変更。以来、大きなリニューアルはなく、現在に至る。

パッケージデザインは、漢字やひら仮名のバランスにもこだわり、お茶づけから連想した“江戸の情緒”をイメージした歌舞伎の定式幕になぞらえた「黄・赤・黒・緑」の縞模様となっている。

 

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永谷園のその他ニュース


永谷園「お茶づけ」商品の価格改定

永谷園の「お茶づけ海苔」など市販用商品19品目と業務用商品16品目が2022年6月1日付納品分より値上げ。お茶漬け商品の価格改定は15年以来、7年ぶり。

価格改定率

【市販用商品】約5%~9%

【業務用商品】約3~14%

具体的な商品では、「お茶づけ海苔8袋入」「さけ茶づけ6袋入」「梅干茶づけ6袋入」は、238円(税抜き)が250円になる。

値上げの理由は、海苔などの原材料、包装資材費、運送費の高騰。

 

永谷園ホールディングス、 2021年決算は増益

永谷園ホールディングスの2020年度(21年3月期)決算は、コロナ禍の内食需要で増益。

お茶漬けなど主力商品に集中した結果、営業利益が前年比37%増で過去最高。

経常益45.6%増、純利益62.7%増。

21年3月決算短信

 


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