2021年の売上げ“増加率”１位はオートミール

オートミールといえば、今まで筋トレコア層に支持されたきた食品ですが、近年は、健康志向や筋トレブームから幅広い層から注目されるようになりました。

特に、主食からデザートまで幅広い調理方法や食べ方がＳＮＳなどで情報拡散されるようになったことで、今年は特に女性からの人気が急上昇したとのことです。

調査会社のインテージによる２０２１年の「売れたものランキング（※）」によると、2020年に比べて売り上げ増加率が最も大きかったのがオートミール。

（※）「売れたものランキング」の調査方法は、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど全国６０００店舗の今年１～１０月の販売データを集計し、前年からの販売金額の伸び率で順位づけしたもの。

食べ方の認知が広まったことで売り上げが拡大したオートミール。

オートミールの基本的な食べ方から、ライト層にも人気の食べ方には以下のようなものがあります。

オートミールの最も基本的な食べ方。水で煮ることもできますが、牛乳で煮てはちみつをなどで甘めを加えて仕上げる「ポリッジ」というミルク粥が海外では一般的です。

牛乳だけでなく、日本のお粥のようにだし汁などで仕上げてもおいしく食べられます。

クイックオーツやインスタントオーツであれば、そのままスナック感覚で食べることもできます。牛乳をかけてもコーンフレークなどのように食べることもＯＫ。

ただし、ふやかしていないオートミールは、お腹の中で水分を吸って膨らむので、量を摂り過ぎないように注意が必要です。

オートミールに牛乳や豆乳、ヨーグルトなどを染み込ませ、1晩置いたもののこと。1晩置くことでオートミールがしっとり、もちもちになって食べやすくなります。火を使わずに手軽にできるので、とても人気が高まっている食べ方の1つ。

食感のアクセントとして、パンや焼き菓子にオートミールを入れる食べ方。例えば、オートミールクッキーは昔からアメリカの家庭の味として有名です。オートミールの味に慣れていない人は、こうして料理の食材の一つとして取り入れることもできます。