2025年の年賀状も大きく市場が縮小。
当初発行枚数は10億7000万枚、元日に全国で配達される年賀状は約4億9100万枚で去年を34%下回ると発表された。
年賀はがきの発行枚数はさらに減少が加速。
2025年用(2024年発行)の年賀はがき枚数は、今年も減少。
特にはがきの値上げも影響し、「年賀状じまい」が加速。
またマーケティングとして利用されていた企業の年賀の挨拶(DMやメール)も大きく減少しており、おもにSNSやホームページでのメッセージが主流。
元旦0時に電子メールを送るスタイルもすでに昔のこと。
定番文例による「年賀状」は、”形式的”と感じられ、すでに”もらって嬉しい”という気持ちも薄らいでいるだろう。
日本人にとって、年末年始・お正月は、重要な節目であることは変わらないものの、お歳暮・お中元、年賀状など日本に根付いていた形式的なコミュニケーションが大きく減少していく近年の流れは止められない。
マーケティングプロモーションは人々の年末年始の過ごし方の変化を見極めて、新しい取り組みを検討する時代となった。